海外出張でVPNの利用は安全! お勧めは?

VPN
 

 

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Cozy
Cozy

VPN(Virtual Private Network)とは、「仮想プライベートネットワーク」のことでインターネット上に仮想的な専用回線を作り、安データを送受信する技術のことで、海外出張や旅行時に昔から自分もよく使っています。

海外出張や海外旅行が増える中、インターネットのセキュリティや安全な利用は大きな課題かと思います。海外でフリーのWi-Fiを使う場面では、データの盗聴や不正アクセスのリスクが高まったり、普段、日本でアクセスしているページや動画にアクセスできない場合がでてききます。そこで重宝するのがVPNです。

VPNを使うことで、インターネット接続を暗号化し、第三者からのアクセスを防ぐといった便利な面やメリットが多々あります。一方で、VPNの利用には注意点やデメリットもあります。 これまでの自分の経験等も踏まえて、VPNの安全性やお勧めのサービスについて解説していきます。これにより、海外出張中も安心してインターネットやネットワークの利用ができるようになります。

 

 

VPN利用の一般的なメリットとデメリット

海外でのVPN利用であっても、日本国内でのVPN利用であっても、VPNの利用には、一般的には、以下のメリットとデメリットがあるとされています。

VPN利用の主要なメリット:

 

 

VPNのメリット  概要

セキュリティ強化

データを暗号化し、ネットワーク上の盗聴や攻撃から保護

匿名性の向上

VPN経由の接続で、IPアドレスを隠すことが可能

地域制限の回避

地域制限のあるウェブサイトやサービスにアクセス可能

プライバシー保護

サービス・プロバイダーや広告会社からのトラッキングを防ぐ

速度最適化

トラフィックを最適化し、高速なネットワーク接続を提供可能

ファイアウォール回避

特定のウェブサイトへのブロックが回避可能

セキュアなファイル共有

VPN経由のファイル共有で、セキュリティを確保可能

 

ネットワークアクセス 遠隔地から自宅ネットワークや企業内リソースへのアクセスが可能
VPNのデメリット  概要

セキュリティの誤解

VPN使用で全てのセキュリティリスクが解消されるわけではない

セキュリティリスク

信頼性の低いVPNはセキュリティリスクを引き起こす可能性

速度低下

VPN接続は通常接続より通信速度が低下する傾向

地理的な遅延:

遠隔地からの接続は遅延を引き起こす可能性

法的問題

一部の国ではVPNの使用が制限・禁止されている場合がある

信頼性の問題

一部の無料VPNは信頼性に欠ける可能性

セキュリティリスク

信頼性の低いVPNはセキュリティリスクを引き起こす可能性

IPアドレスの共有

一部のVPNでは同じIPアドレスを多くのユーザーで共有

ログの保存

一部のVPNプロバイダーはログを保存している場合も

コスト

多くの高品質なVPNサービスは有料

設定の複雑さ

VPNの設定や接続は初心者にとって複雑な場合も

VPNはメリットもたくさんある一方で、安全性に関するデメリットもそれなりにあるので、利用目的やVPNの特性を踏まえて、賢く利用していきましょう。この後、海外で日本にサーバーのあるVPNを利用するメリットや注意点にも触れていきますね!

 

海外から日本のVPNを利用するメリット

海外から日本のVPNを利用するメリットは上記に記載したことも含めて、多岐にわたります。これらのメリットにより、海外出張するサラリーマンだけでなく、海外在住の日本人にとって、VPNは欠かせないツールとなっています。

 

安全なインターネット接続が可能

まず、「安全」なインターネット接続が確保できる点が挙げられます。信頼性の高いVPNサービスを選ぶことで、安心してインターネットを利用できる環境が整います。

  • 海外出張時には、公共やフリーのWi-Fiの利用が避けられませんが、これにはセキュリティリスクが伴います。VPNの「プロバイダ」が日本国内にサーバーを持っているかを確認することも大切で、日本のサーバーを経由するVPNを利用することで、フリーWi-Fiや不安定なネットワークでもデータの暗号化が行われ、個人情報の漏洩を軽減し、第三者による不正アクセスを防ぐことが可能です。
  • また、VPNは地理的な制約を回避する手段としても有効で、海外から日本のコンテンツにアクセスする際にも役立ちます。

 

日本のサービスやコンテンツにアクセスできる

日本国外から「日本国内限定の「サービスやコンテンツ」にアクセスできるのも大きな利点です。したがって、海外にいる時でも日本のコンテンツを安心して楽しむためには、信頼性の高いVPNサービスを選ぶことが重要です。

  • 日本のテレビ番組や動画配信サービス、オンラインゲーム等は地域制限がかかっていることが多く、VPNを利用することで日本のIPアドレスを取得し、これらの制限を回避できます。また、オンラインショッピングや銀行取引など、日本国内サービスを利用する際にも、VPNを通じて安全にアクセスできるため、安心して利用できます。

 

海外でVPNを利用する際の注意点

海外でVPNを利用する際には、いくつかの「注意点」を押さえておく必要があります。

 

国・地域によってはVPN利用にリスクが伴う 場合がある

国・地域によっては、インターネット検閲が存在し、VPNを使用することで、このような制約を回避できますが、一部の国ではVPNの利用が制限や禁止されている場合がありますので、注意が必要です。

以下は、VPN利用にリスクが伴う国・地域の情報ですが、訪問予定の国・地域の最新情報を確認の上、VPNの利用は法的に問題ないかを確認しておくことも忘れないでください。

また、法的に問題がない場合は、渡航前に事前にVPNへのアクセスを設定しておくなど、安全なインターネット接続を確保するようにしましょう

 

VPNが違法もしくは禁止や制限がある国

最新の情報ではないですが、北朝鮮、ベラルーシ、オマーン、イラク、トルクメニスタンではVPNが違法とされているようです。中国、イラン、ミャンマーでも禁止や著しい制限があるとのことです。

また、中国、ロシア、トルコ、UAE、インド、イラン、エジプト、ウガンダなどでは、政府承認のVPNのみが合法であり、これらのVPNは当局によるユーザーの監視を許容する可能性があります。これらの国では、それ以外のVPNサービスが政府によってブロックされたりすることもあるようです。

 

「Five Eyes」および「Nine Eyes」、「Fourteen Eyes」の国

8 Bad VPNs You Must Avoid to Protect Your Privacy”という英語のページに記載があり、これらの国は、市民の監視や情報交換を行っているため、VPNサーバーがこれらの国にある場合は接続しないようにと言っています。もしかしたら、都市伝説みたいなもので、その真偽はCozyも判らないのですが、参考程度にこのような情報もあるという理解でいただけると助かります。

  • 「Five Eyes」:アメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ
  • 「Nine Eyes」:Five Eyes+フランス、ノルウェー、デンマーク、オランダ
  • 「Fourteen Eyes」:「Nine Eyes」+ベルギー、イタリア、ドイツ、スペイン、スウェーデン

 

VPN利用に伴う事故や事件もあり得る

確率は低いかもしれませんが、海外でのVPN利用に限らず、日本でのVPN利用や日本にサーバーがあるVPN利用でも起こる可能性がありますので、このようなリスクもあるということは認識していただいたほうが良いかと思います。

VPNのセキュリティ事故はプライバシーや組織の機密情報を脅かす重大な問題となる可能性もあるので。信頼できるVPNサービスを選び、適切なセキュリティ対策を講じることが重要になってきます。

 

情報漏洩事故:

ハッキングやサーバー設定のミスによってVPNサービスより、ユーザーの個人情報や通信ログが流出する事故を起こった事例が過去に数件あるそうです。このような事故では、氏名、メールアドレス、IPアドレス、クレジットカード情報などの情報が漏洩し、多くのユーザーが影響を受けたそうです。

 

その他の不正アクセス事故

VPNサービスのサーバーが脆弱性や設定ミスの不備を突かれて不正アクセスを受け、ユーザーの通信内容やインターネット上での行動が傍受される事故が過去に何件か発生したそうです。

 

サービス停止事故

悪意のあるサイバー攻撃やハードウェア障害等によって、VPNサービス長時間にわたってサービスが停止する事故の発生事例が複数あるそうです。多くのユーザーがVPN接続を利用できなくなり、業務や用途に支障をきたりした被害がでたそうです。

 

通信速度が低下する可能性

VPNを使用して、通信速度が低下する可能性は、特に「海外」でのインターネット利用時に顕著です。VPNは、データを暗号化し「安全」に通信するためのツールですが、そのプロセスで通信速度が遅くなることがあるためです。また、サーバーの位置や混雑状況も速度に影響を与えます。例えば、日本からイギリスのサーバーに接続する場合、物理的な距離が遠いため、遅延が生じやすくなります。さらに、無料のVPNは有料のものに比べて帯域幅が制限されることが多く、結果として通信速度が大幅に低下する傾向があります。利用目的に応じて、これらの要因を考慮し、最適なVPNサービスを選ぶことが重要です。

 

全てのコンテンツに対応しているわけではない

VPNは海外での「安全」なインターネット利用に有効ですが、全てのコンテンツに対応しているわけではありません。特に、ストリーミングサービスや特定の国の「コンテンツ」には制限がかかることがあります。特に、無料のVPNサービスはセキュリティや速度に問題がある場合も多く、慎重に選ぶ必要があります。さらに、VPNを利用することで一部のウェブサイトやアプリケーションが正常に動作しないこともあります。VPNを選ぶ際には、自分の利用目的に合ったものを選ぶことが重要です。

 

無料VPNのリスク

無料のVPNは、コストがかからない有料VPNのように契約期間に縛られずに、気軽に始められる、止められるといったメリットがあります。

Cozy
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このようなメリットがあり、Cozyも10年以上前は、無料VPNを海外で多用していました。以下の無料VPNで日本のAmazon Primeの動画を観たり、海外からだとブロックがかかるウェブページを閲覧していました。

 

VPN Gate 筑波大学による公開 VPN 中継サーバープロジェクト

【海外出張】筑波大学VPN Gate、やっぱり繋がらない!
【海外出張】筑波大学VPN Gateイギリスで使える!

Windscribe VPN
Windscribe無料版VPSは微妙?評判、使い方を解説

 

ただし、無料VPNを利用する際はメリットもある反面、リスクも多岐にわたります。

 

セキュリティ面が劣る場合が多い

無料VPNの多くは、セキュリティやプライバシー保護が劣ることが多く、暗号化が弱く、第三者によるデータの「盗聴」や「改ざん」のリスクが高まります。また、運営企業がユーザーデータを「収集」し、広告などに利用するケースもあるようです。

 

通信速度が遅い可能性が高い

無料VPNは通信速度に制限がかかり、遅く、接続が不安定なことが多い傾向があります。

これにより、画像や映像のデータを通信や、リーミングやオンラインゲームなどの利用が制限される可能性があります。また、無料VPNは「サーバー」数が限られており、特定の地域へのアクセスが困難になったり、速度低下が著しい合あります。

加えて、無料VPNでは地域制限を回避できないこともあります。

Cozy
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Cozyも、Windscribe VPNや、筑波大学による公開 VPNは、基本的な機能を備えて、比較的安全性を重視していたことから、長く使っていました。ただ、無料VPNということで、VPNをどうしても利用する必要があるときに、上手く繋がらなかったり、速度が遅くなることがあり、困ったことが何度かあったので、それ以降は、有料VPNを主に使うようになりました。

全ての無料VPNがダメというわけではないで、これらのリスクを十分に理解し、利用目的と必要な機能に応じた信頼性の高い無料VPNサービスを選ぶことが重要です。

 

社用のパソコンでVPNを利用する際の注意点

海外出張では、会社から貸与されたパソコンやタブレットを利用することが大半かと思いますが、社用パソコンでのVPN利用には、私物のパソコン以上に、注意が必要です。

以下のようなデメリットや弊害があると、通常、考えられているようです。

  1. セキュリティポリシーや関連規程への抵触:

企業は自身のセキュリティポリシーを遵守する必要があることから、社用の端末で企業が許可していないVPNを利用することは、セキュリティポリシーに適合しないため、禁止や制限されることがあります。

  1. 不正アクセスの可能性:

VPNを介して社内LANに接続する際、社内ネットワークへの不正アクセスが増加する可能性があります。

  1. マルウェア感染のリスク:

 VPNを使用する際、不正なサーバーに接続するリスクがあり、マルウェア感染やフィッシング攻撃によって、社用端末が危険にさらされる可能性があります。

4.情報漏えいリスク:

社用の端末で海外VPNを使用すると、社内LANから外部のサーバーに接続することができます。しかし、万一社用端末が紛失または盗難に遭った場合、重要なデータが漏洩するリスクが高まります。

5.セキュリティ対策の複雑化:

 VPNの利用に伴い、セキュリティ対策の管理が複雑化する確率があがります。

上記のような理由や背景から、海外出張でのVPN利用は以下の点に留意すべきです。

  • 自分の会社の情報セキュリティやITセキュリティに関する規程やルールをちゃんと確認し、それを遵守する
  • 業務に関係ないVPN利用は私用のスマホやタブレットに限定する

 

セキュリティ関連の規程で、海外VPNの利用を禁止している会社も多いみたいです。また、会社のサーバーにアクセスする場合は、会社が認めたVPNやリモートアクセスに限定している場合もあるかと思います。無用なリスクを避けるためにも、社用パソコンでのVPN利用は、自分の属する組織のルールを踏まえて利用しましょう。

一方で、私用の端末でVPN接続して日本の動画を閲覧すること等は、禁止されていないと思いますので、業務に関係ないVPN利用は、社用の端末以外で行いましょう。

 

Cozy
Cozy

Cozyの会社でも、最近でも社用パソコンで日本の動画サイトをVPN経由で利用してマルウェアに感染した事例があり、社用パソコンでのVPN利用禁止の周知が徹底されました。セキュリティ担当部署の人から、業務時間外に日本の動画等を見ること自体は、問題ないが、VPNは、私用の端末での利用を厳守して欲しいとリマインドされました。

 

海外利用に適した日本のVPNを選ぶポイント

海外から日本のVPN(日本にサーバーのあるVPN)を選ぶ際には、いくつかの重要なポイントがあります。以下に留意すべき点を挙げてみました。

まず、安全性が最優先です。信頼できる「VPNプロバイダー」を選び、暗号化技術がしっかりしているか確認しましょう。次に、速度も重要です。特にストリーミングやオンラインゲームを楽しむ場合、高速な接続が求められます。さらに、サーバーの位置も考慮する必要があります。日本国内に多くのサーバーを持つVPNを選ぶことで、より安定した接続が期待できます。最後に、価格とサポートも見逃せません。リーズナブルな料金プランと24時間対応のカスタマーサポートがあると安心です。これらのポイントを押さえて、自分に最適なVPNを見つけることが大切です。

 

セキュリティの強度

セキュリティの強度を高めるためには、まず「VPN」の導入が重要です。特に海外のネットワークを利用する際には、データの暗号化が不可欠です。VPNを使用することで、通信データが第三者に盗聴されるリスクを大幅に減少させることができます。また、公共Wi-Fiを利用する際も、VPNは安全な接続を提供します。さらに、信頼性の高いVPNサービスを選ぶことが大切です。日本国内で人気のあるVPNサービスは、セキュリティの強度を重視した設計がされています。これにより、海外でも安心してインターネットを利用することが可能です。セキュリティの強度を保つためには、定期的なソフトウェアの更新も欠かせません。最新のセキュリティパッチを適用することで、未知の脅威からも保護されます。

 

通信速度の安定性

通信速度の安定性は、海外でVPNを利用する際の重要なポイントです。特に「安全」な接続を求める場合、通信速度が不安定だと、ストレスが増えるだけでなく、セキュリティリスクも高まります。国内のVPNサービスでは、サーバーの配置や帯域幅の管理が優れているため、安定した通信速度を提供しています。これに対し、海外のVPNサービスは、地域によって通信速度が大きく異なることがあります。例えば、アメリカやヨーロッパのサーバーは比較的高速ですが、アジアやアフリカのサーバーは遅くなることが多いです。したがって、海外でVPNを利用する際は、信頼性の高いプロバイダーを選ぶことが重要です。

 

料金とコストパフォーマンス

VPNの利用料金はサービスやプランによって大きく異なりますが、一般的に月額数百円から2,000円程度になります。2年、3年といった長期契約にすると月額利用料金がさらに、割引が適用されるVPNサービスが多いようです。

後、自分がVPNを利用する予定の端末(スマホ、タブレットであればiOSやAndroid、パソコンであれば、MacOS、Windows等)に対応しているか、幅広いデバイスに対応しているかといった点も、コストパフォーマンスの観点でVPNの選択で重要となるでしょう。

Cozy
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コストが掛かってしまいますが、「海外」での利用を考える場合、「安全性」と「安定性」を鑑みると、有料VPNを使う方が、無料VPNを使うより、結果、コストパフォーマンス高いと、Cozyは、個人的にも感じています。

 

カスタマーサポートの質や使いやすさ

Cozyは、VPNを利用するのにあたって、結果的にこれまでVPNのカスタマーサポートを利用したことがありません。ただし、VPNに慣れていない初心者や、万が一VPNにトラブルがあった場合に、カスタマーサポートの質やその使いやすさは、VPN利用の快適さにも影響してきます。特に海外でVPNを利用する場合、サポートの「迅速さ」や対応の「丁寧さ」が求められます。

VPNサービスを選ぶ際には、利用者フレンドリーなチャットサポートや電話サポートがあるかを確認することが大切です。また、トラブルが発生した際に「安全」に解決できるかどうかも重要なポイントです。トライアル利用でカスタマーサポートを実際に試してみたり、ユーザーレビューや評価をチェックし、実際のサポート体験を参考にすることで、自身の利用目的にあった信頼性の高いVPNを選ぶことが望ましいです。

 

おすすめのVPNサービス

VPNサービスを選ぶ際には、セキュリティとプライバシーが最優先になるかと思います。また、海外のコンテンツへのアクセスや安全な通信を確保するために非常に有効です。実は、VPNサービスを提供している会社が、世の中には、たくさんあります。

どのVPNを選ぶべきか、どれがおすすめかというのは、非常に悩ましい話ですよね。

色々な比較サイトやレビューサイトもあり、細かな説明や比較している場合もありますが、逆に情報が多すぎてどれが良いのかよくわからなくなってしまうかと思います、

CozyもIT技術の専門家でもないし、このページを見ている方々の大半も同様かと思うので、VPNサービスは以下の前提をおいて、選択、利用すれば、多くの有料VPNサービスでは、大差がないと思っています。

  • 暗号化技術といったセキュリティとプライバシー対策の詳細やその違いは、よくわからないし、通常のVPN利用であれば、技術の違いは気にならないことのほうが多い
  • 評判のよいVPNでも、時間、国・地域、サーバーによっては当たりはずれがあることがある(評判が悪いVPNでは、逆もしかり)。
  • 同時接続でくる端末の数や、料金体系やその支払い方法、カスタマーサポートの対応方法等は、VPNサービス間で千差万別で、好みが別れる

 

一般的な利用であれば、安全性という観点では、使いたい国のサーバーが設置されていれば、どの有料VPNサービスを選んでも、通常は、問題ないととらえています。 どれを選んでもよいとなると、ますます何を選んでよいか、迷ってしまう方も多いかと思いますので、Cozy的な視点でのおすすめVPNサービスを以下に紹介します。

 

運営会社が日本にあって、サポートも基本日本語で受けられるおすすめVPN3選

海外出張で、VPNを使おうとしている方なら、日常の英会話や、自分のビジネスに関係する英語は問題ないという人が多いと思います。一方で、普段使わない、もしくは慣れない分野(用語)において英語でのコミュニケーションはしんどいとか大変なこともあるかと思います。 

なにかと忙しい出張時に、あまり造詣が深くないVPNについては、何かあった時には、極力、日本語で対応したいという方には、日本の会社が運営しているVPNの利用がおすすめです。

  •  

日本運営のVPNおすすめ3選の比較

VPN MillenVPN スイカVPN セカイVPN

サーバー設置国数/設置数

53か国」/
1,300以上

45か国/
50 以上

10か国/
非公開

月額料金

360円~

878円~

1,100円~

無料体験

30日返金保証

30日~

最大2カ月

対応デバイス

Windows、macOS、Android、iOS、Amazon等

Windows、macOS、Android、iOS等

Windows、macOS、Android、iOS、ChromeOS、Amazon等

接続デバイス数

10台

50台

3台

ノーログポリシー
(利用履歴を記録しない)

あり

なし

なし

サポート

メール

メール

メール

 

 

Cozy
Cozy

他にも日本の会社が運営しているVPNはありますが、まずは、この3社の中で選べば、大きなハズレや不満はでないかなぁと感じています。Cozyは、ここ数年は、MillenVPNを利用しています。スイカVPNもセカイVPNもお試しで利用してみましたが、Cozyが使った範囲では、3社間で著しい違いや差は感じませんでした。なので、当面は、使い慣れているMillenVPNを利用していこうと思っています。

 

MillenVPN

MillenVPNは、アズポケット株式会社が提供するVPNサービスです。MillenVPNは、海外でのインターネット接続を「安全」に保つための優れた選択肢で、国内VPNサービスの中でも最安値を誇り、特に長期契約での割引が魅力的です。さまざまな国のサーバーに接続できるため、地理的制限を回避してコンテンツにアクセスすることが可能です。Cozyは、海外から日本への接続だけでなく、それ以外の国にサーバーが設置している数が多いことから、重宝しています。

MillenVPNを利用することで、海外でも安心してインターネットを利用することができます。

MillenVPNの公式サイトはこちら

 

スイカVPN

スイカVPNは、株式会社MAJ Techが提供するVPNサービスです。

特に中国でのVPN利用におけるスイカVPNの優位性について強調しており、インターネット規制に厳しい地域で、出張や旅行での一時滞在者のみならず、現地駐在者からの人気も高いようです。また、国内VPNサービスの中でも、利用料は比較的リーズナブルです。MillenVPNや多くの海外VPNサービスのようにノーログポリシー(利用履歴を記録しない方針)ではないようですが、気にされない方であれば、リスク懸念としては、大きな問題にならないかもしれません。

スイカVVPNの公式サイトはこちら

セカイVPN

セカイVPNは、株式会社インターリンクが提供するVPNサービスです。

サーバー設置国は、日本、アメリカ、ドイツ、台湾、韓国、フランス、イギリス、タイ、インドネシア、ベトナムの10か国で、MillenVPNやスイカVPNに比べると、その数は少ないですが、海外から日本の動画やサイト等を観るということでは、性能に遜色がないと思います。 現在、無料体験期間が 2か月間あるのは、大きな特徴です。さらに、セカイブラウザという専用ブラウザが提供されていて、安定した接続が可能です。

 

セカイMillenVPNの公式サイトはこちら

 

 

運営会社が海外にあるが、おすすめVPN5選

海外の会社が運営しているVPNは日本の会社が運営しているVPNより、はるかに数が多く、どれを選ぶかは、より悩ましくなります。

以下のような観点で、自分の用途に合ったVPNを選ぶのが良いと考えています。

 

  • 対象としている国や地域が多い、もしくは必要としている国・地域にサーバーある。
  • 比較的、VPNの運用・運営に歴史がある。
  • 日本のVPNより利用料が低くめVPNサービスの日本語のホームページが作成されている

 

そうすると、海外から日本のサービスにアクセスするのが主目的であると、比較的に老舗というかメジャーな以下のVPNがおすすめになるかと思います。

日本語のホームページがあっても、カスタマーサポートでは、込み入った話は、結局、英語で対応しないといけない場合が多いようです。英語での対応が苦にならない人には、検討の価値があると思います。また、最近の円安傾向で、円換算すると、以前ほどは安くないというケースも出てくるので、最新の料金をチェックしながら、賢くVPNを利用いただけたらと思います。

 

海外運営のVPNのおすすめ5選の比較

VPN NordVPN ExpressVPN ProtonVPN CyberGhost Surfshack

運営会社拠点

パナマ

イギリス
ヴァージン諸島

スイス

ルーマニア

オランダ

サーバー設置国数/設置数

60か国~/
5,700台以上

105か国/
3,000台 以上

60か国/
1,400台以上

100か国~/
11,500台以上

100か国~/
3,200台 以上

月額料金
(最安値)

540円~

8.32USD~
(約1,300円)

4.49EUR~
(約900円)

320円~

308円~

無料体験/
無料返金保証

30日返金保証

30日返金保証

30日返金保証

14~45日返金保証

30日返金保証

対応デバイス

 Windows、macOS、Android、iOS、Linux等

Windows、macOS、Android、iOS、Linux、Chrome OS、ルーター、Amazon等

Windows、macOS、Android、iOS、Linux、Chrome OS、ルーター、Amazon等

Windows、macOS、Android、iOS、Linux、Chrome OS、ルーター、Amazon等

Windows、macOS、Android、iOS、Linux、Chrome OS、ルーター、Amazon等

接続デバイス数

6台

5台

10台

7台

無制限

ノーログポリシー
(利用履歴を記録しない)

あり

あり

あり

あり

あり

サポート

メール・チャット

メール・チャット

メール

メール・チャット

メール・チャット

 

Cozy
Cozy

Cozyが無料VPNを多用していた時から存在しているVPNもたくさんあるし、ProtonVPNはProtonFreeという無料VPNがあり、これは使ったことあります。この5社のVPN全部を実際に試したことはありませんが、今のCozyの利用の仕方からすれば、MillenVPNで十分なので、当面乗り換え等を考えていません。MillenVPNでカバーしていない国・地域のサーバーの利用が必要になった時には、利用を検討しようと思っています。

 

 

NordVPN

NordVPNは、パナマに拠点を置くnordvpns.a.が設置しているVPNサービスで、世界もトップクラスのVPNの一つとみなされることが多いようです。ダブルVPN技術を採用し、二重の保護を提供したりと、特に「安全」なインターネット接続を求めるユーザーにとって、NordVPNは強力な選択肢となるでしょう。

日本国内からも簡単に利用でき、設定もシンプルで安心して使えます。NordVPNを利用することで、海外でも「安心」してインターネットを楽しむことができます。

 

NordVVPNの公式サイトはこちら

 

ExpressVPN

ExpressVPNは、イギリス領ヴァージン諸島に拠点を置くExpress VPN Internationalが設置しているVPNサービスです。ExpressVPNは高速通信と強力な暗号化技術で定評があり、海外旅行や出張時に「安全」にインターネットを利用するための強力なツールです。世界101か国にサーバーがあることから、日本以外の海外コンテンツにアクセスする際にも非常に便利です。日本国内でも利用者が多く、信頼性の高さが評価されています。

 

ExpressVPNの公式サイトはこちら

 

ProtonVPN

ProtonVPNは、スイスに拠点を置くProton Technologiesが設置しているVPNサービスです。ProtonVPNは、厳格なプライバシーポリシーを持っており、海外でのインターネット利用において非常に「安全」なVPNサービスです。無料プランであるProtonFreeは、有料版よりは、機能に制約があるものの、強力なサービスで、まずは試してみる価値があります。サポートは、実質、英語対応との口コミが多いですが、使い方によっては強力な選択肢になるでしょう。

ProtonVPNの公式サイトはこちら

 

CyberGhost

CyberGhostは、ルーマニアに拠点を置くCyberGhost S.R.Lが設置しているVPNサービスです。CyberGhostは、使いやすいインターフェースと豊富なサーバー数が魅力なうえ、海外旅行や出張時に「安全」にインターネットを利用するための強力な選択肢になります。

以前は割高との評判が多かったようですが、最近は、大手VPNの中でも比較的コストが安いのが魅力です。一部の地域でアクセスがブロックされるという口コミがありましたが、利用地域と目的によっては、強力な選択肢になるでしょう。

CyberGhostの公式サイトはこちら

 

Surfshark

Surfsharkは、オランダに拠点を置くSurfshark B.V.が設置しているVPNサービスです。Surfsharkは「VPN Solution of the Year 2022」として表彰されるなど、セキュリティーを重視しおり、コストパフォーマンスもよく、信頼性のおけるVPNサービスといえます。

Surfsharkの最大の特徴は、「無制限の同時接続」です。複数のデバイスで同時に利用可能なため、出張者より、駐在中の家族全員でインターネットを楽しむのに向いているでしょう。こちらも、サポートは、実質、英語対応との口コミが多いですが、使い方によっては強力な選択肢になるでしょう。

 

Surfsharkの公式サイトはこちら

 

まとめ

VPNを利用して海外との通信を行う際、安全性は非常に重要です。VPNは、インターネット上でのデータ通信を暗号化し、第三者からの「不正アクセス」を防ぐ役割を果たします。また、VPNを使用することで、地理的制限を回避し、海外から日本の、そして日本から海外のコンテンツにアクセスすることも可能です。

VPNサービスを選ぶ際は、信頼性の高いサービス・プロバイダーを選ぶことが重要であり、セキュリティポリシーや「ログ管理」の有無も確認するべきです。

 

海外から日本のVPNサーバーを利用するメリットと注意点

海外から日本のVPNを利用するメリットは多岐にわたります。まず、日本国内限定の「コンテンツ」やサービスへのアクセスが可能になる点が挙げられます。これにより、海外にいても日本のテレビ番組や動画配信サービスを楽しむことができます。また、現地でフリーWi-Fiを利用する際に「セキュリティ」を強化する手段としても有効です。VPNを使用することで、通信が暗号化され、個人情報の漏洩リスクが低減します。

もちろん、注意点も存在します。まず、VPNサービスの選択には慎重を期すべきです。信頼性の低いサービスを利用すると、逆に「セキュリティ」が脆弱になる可能性があります。接続速度が低下することもあるため、利用するサービスの「速度」や「安定性」にも注意が必要です。

また、海外出張等で、社用パソコンでVPNを利用する場合は、VPN利用が会社のセキュリティーポリシーに抵触いていないか、事前に確認上、利用してください。

 

おすすめのVPNサービスとその選び方

VPNサービスを選ぶ際には、いくつかの重要なポイントを確認することが不可欠です。

  1. セキュリティ機能:まず、「セキュリティ」機能に注目しましょう。信頼性の高いVPNは、精度の高い暗号化技術を採用しており、データが外部に漏れるリスクが大幅に軽減されます。また、ノーログポリシーを掲げているサービスも重要です。これにより、ユーザーのオンライン活動が記録されず、プライバシーが守られます。
  2. 接続速度:接続速度も非常に重要です。海外のサーバーに接続する場合、速度が遅いとストリーミング等の利用に影響が出ます。高速な接続を提供するVPNを選ぶことで、快適なインターネット体験につながります。
  3. サーバーの数と位置:サーバーの数と位置もチェックポイントです。多くのサーバーを持つVPNは、混雑を避けることができ、安定した接続が期待できます。特に海外に多くのサーバーを持つVPNは、地理的な制約を回避しやすくなります。
  4. 使い勝手:使い勝手も大切です。ユーザーフレンドリーなインターフェースを持つVPNは、初心者でも簡単に設定できます。設定が簡単で直感的な操作が可能なVPNを選ぶことで、ストレスなく利用できます。
  5. 料金プラン:「安全」を重視するなら有料プランを検討する価値があります。有料VPNは通常、無料VPNより高度なセキュリティ機能や高速な接続を提供します。有料VPN間での料金プランの比較は大事になります。

まとめると、VPNサービスを選ぶ際には、①セキュリティ機能、②接続速度、③サーバーの数と位置、③使い勝手、④料金プランを総合的に評価することが重要です。

これらの要素を考慮することで、自分に最適なVPNを見つけることができます。特に海外での利用を考えている場合、これらのポイントをしっかりとチェックすることが、快適で安全なインターネット利用につながります。

 

Cozy
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ただし、どのVPNサービスであっても、国・地域や状況によっては、接続等に差が出る可能性もあり、ベストエフォート型のサービスと割り切ることも、実は大事かもしれません

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